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ワンピース二次創作、ゾロたしのSS中心です。 いらっしゃらないとは思いますが、禁無断転載でお願いします。
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ほんと秋って空が高くなるんですね。
雨あがり、青空と雲が綺麗でした。
相変わらず、積乱雲っぽい夏の雲でしたけど。

今朝は、喧嘩したばかりの娘の弁当を下駄箱に
届けてきました。
ありがとう と ごめん のメールが届きました。
親の愛情を、思い知ったか~~~!!(笑)

皆様、ほんとたくさん拍手ありがとうございます。
ありがたいです。


>ヒナタビッチさんへ
 ありがとうございます。なんか、嬉しくなりました。
 ありがたいな~~~!そう言ってくれる人がいるって!
 うるうる (T-T)
 今回も、旦那はもちろん周りの皆に助けられました。
 近所のじじばばの、孫かわいさぶりに、苦笑しながらも
 嬉しかったりして。
 ただ、口下手な自分は、先生や相手方を前にどう話そうかと
 ほんといろいろ考えた。下手なりに気持ちは伝わったかなと
 思えることが、成果かな。
 ブログに書くことが気持ちの整理や区切りになったりしてます。
 こんな話に、付き合ってくれるヒナタビッチさんや皆に
 ありがとうです~~~!!!
 そうそう、勝手にゾロたし!するもんね~~~っ!!!


>ユーコさんへ
 ありがとうごさいます。休んでる間、 
 「Long Vacation」楽しみに読んでました。
 毎回、ワクワクです!
 
 えへへ、本誌のたしぎ登場から、ずっと
 振り回されっぱなしだけど、それを跳ね返すぐらい
 強引にゾロたしに持っていく意気込みです!(笑)
 ま、負けないぞ~~~~!!!
 最近、ブログ始めが、身体キツイとか老化ネタを
 反省中です。でも、夏の疲れが出てくる頃で、
 今週末の運動会が怖い~~~! (T_T)



>ひゅうさん
 WJ、衝撃ですよっ!!!
 お返事、反転直しておきました。
 読めるといいです!

>かこさんへ

 ありがとうございます。
 ホント、力不足を痛感してます。
 まだまだだなぁ~~~って。
 今日は、夕焼け空が、綺麗すぎて 心洗われました (T_T)
 >自分救済企画! ぜひ、発動して下さいっ!!!
 わ~~~、すんごい、楽しみ!!!!
 元ネタにして下さったなんて、感激です!!!
 嬉しい~~~!(#^^#)



さて、今週は土曜日がWJの発売日。
展開は、想像もつかないけど、
性懲りもなく、つなぎの妄想です。
「つづきはこちら」からどうぞ

 


 

拍手



episode13



「うぅ・・・」

頭が割れるように痛い。全身が軋むように悲鳴をあげた。

目を開けると、そこは微かに暗い倉庫のような所だった。

「大丈夫かい?かわいこちゃん。」
覗き込む顔は、金髪の男。

・・・麦わらの一味、黒足のサンジ・・・

なぜ、ここに・・・?


たしぎの脳裏に、蘇るG-5のみんなが倒れる光景。
そして、ヴェルゴの硬い拳。

「み、みんなは!?」
身体を起こそうとして、激痛に顔をしかめる。

「うっ・・・!」

「ダメだよ、急に動いちゃ。おとなしくしてて。」
やわらかい口調だが、身体をしっかり支えられ、床に横たえられる。

「今、うちの船医が来るから、もうちょっと辛抱して。
 え~~っと、たしぎちゃん、でいいのかな?」

目の前の男の顔を見つめる。

「ほら、G-5のヤローどもが呼んでたでしょ。」
ニコッと笑う顔が、今までの事が夢じゃないかと思わせるくらい
優しげだ。

「・・・たしぎです。助けてくれてありがとう。
 それで、G-5のみんなは? みんなは何処にいるんですか?」

男は、煙草をくわえると、少し黙る。
火もつけずに、また持ち直すと、ゆっくりと告げる。

「あなたを助けるだけで、精一杯だった。
 運よく逃げ延びた海兵が何人かはいるかもしれねぇ。
 でも、今は、分からない。」

サンジの言葉を飲み込むのに、随分時間がかかった。


じっと見つめ返したサンジの表情から、
それが嘘ではないことを知る。

不思議と涙は出なかった。
ただ、何をどう考えればいいのか、全く分からなかった。
重い鉛を飲み込んだように、胸が詰まる。

 

「サンジ!」
男の名を呼ぶ声に、顔をあげると
帽子を被ったトナカイがこちらにやってくる。

「遅くなってゴメン。どうだ?容態は。」
船医とは、このトナカイの事なんだろうか。
そう、手配書にはトニートニー・チョッパーと。
たしぎは思い出した。

サンジは、黙ってチョッパーに場所を譲る。

たしぎは、されるがままにチョッパーの手当てを受けた。

ようやく、この場所の気配を感じる。
多数の人の気配、時折聞こえる、声。
・・・子供?

思わず身体を起こした。

「おいっ、無理するな。」
制止する船医に、噛みつくように確認する。

「この、子供たちは?!」

「あぁ、この研究棟に捕えられていた子供たちだ。
 やっと連れ出して、解毒剤を投与したところなんだ。」

「解毒剤?」

「あぁ、シーザーの野郎、子供たちを薬漬けにしやがって、
 ここから、逃げられないようにしてたんだ。」

ひどい。
たしぎは、唇を噛んだ。

「アバラも二、三本いったかもしれねぇ。
 しっかり、包帯巻いといたけど、無理は禁物だ。
 あと、これで冷やしといたほうがいい。」

トナカイの船医は、冷たい氷をくるんだタオルを差し出した。

「・・・」

「顔に。」

言われて気づく。目が開かないほど腫れている頬の痛みに。

「ありがとう。」
目を瞑ったまま、タオルに顔を埋める。

なぜ、海賊が・・・
子供たちを助ける。

私が・・・海軍が・・・助けるべき子供たち。
その海軍が、子供たちの誘拐に、手を貸してたとは・・・

ヴェルゴの顔が浮かぶ。

スモーカーの顔が浮かぶ。

「あのバカ共を逃がせ!!!ガキ達もな」

私は、何一つ・・・


顔をあげると、まだ側にいたサンジに尋ねる。

「あの・・・海軍のスモーカー中将の居所は?」

「あぁ、あいつなら、ウチの船長と一緒だろ。
 さっき、シーザーを追ってった。」

「ヴェルゴは・・・」

あの時、一体・・・何が起きたんだろう。
曖昧な記憶に、胸が痛くなる。
思い出したくない程に。

 

ドゴォ~~~~ンッ!!!


突然、大きな音と共に、部屋の扉が吹き飛んだ。
煙と熱をはらんだ風が、吹き抜けた。

 

〈続〉


 

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ワンピース大好き。
ゾロとたしぎは公認カップルと信じて疑わない。
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