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え~~っとですね・・・
ま、いっか (^^ゞ
ドテッ!なんなだっ!
いつもポチポチありがとうございます。
ゾロたし考察でちょっと触れた
モネは、この先どうなっちゃうんだろう
のもと、
こんなん書いてみました。
episode15 よろしかったら、
「つづきはこちら」からどうぞ
episode15
パンクハザード。
トラファルガー・ローが
計画のはじめに選んだ島。
目的を果たし、今、また新たな舞台に船を進めようとしていた。
計画が成功するかどうか、まだ解らない。
麦わらの一味とは一旦別れ、
別の船に乗ることにした。
また、一人の闘いが始まる。
船に乗り込もうとして、ふと顔を上げる。
サッと物陰に隠れたのはジョーカーの手先
モネだった。
パンクハザードで、シーザー、ヴェルゴと共に
麦わら、ロー、海軍の前に敗れ去った。
今更、負けた者に用はない。
そのまま、素通りしようとして、ふと足を止めた。
「お前の心臓・・・」
もう、ローがモネの心臓を持っている意味はない。
ゆらりと、姿を表したモネは この数時間で
見る影もなく、憔悴しきっていた。
剣士の仕業か。
ローは、ゾロの姿を思い浮かべる。
今更、返したところでどうなるものでもない。
指を鳴らして、モネの心臓を戻してやった。
モネは驚いた顔をして、ローを見ている。
何か言いたそうだ。
そういえば、この女。
ガスでやられた訳でもないのに、
オレに、鳥の翼と脚を自分の手足と
付け替えてくれるように頼んできたんだった。
望みどおり交換してやったが、
モネの手足はまだ元に戻せる。
それが望みか?
ローは、何も言わないモネの顔を、訝しげに見つめた。
「なんだ?」
キョロキョロと視線を泳がせながら、
ようやく口を開く。
「あなたは、ジョーカーを裏切った・・・
この先、必ず、ジョーカーはあなたを殺そうとする。」
そんな事は、承知のうえだ。
「それでも、平気なの?・・・生き延びれると思っているの?」
「・・・当然だ。」
そう言い切る、ローの顔を、初めてモネはちゃんと見つめた。
「・・・・」
「・・・・」
かつて、ジョーカーの元にいた二人の間を
パンクハザードの風が吹き抜ける。
「一人でも、二人でも、追われる身なのは、変わりない。
・・・・オレは、お前の、情報が欲しい。」
「一緒に来るか?」
ハッと顔を上げるモネ。
「まずは、その翼、戻さねぇとな。
目立ってしょうがない。」
モネの返事を待たずに、ローは歩き始める。
少し遅れて、モネも後を追う。
らしくねえか?
ローは自分に問いかける。
あいつらを見てると・・・
追いついたモネに声を掛ける。
「急ぐぞ。追ってが迫ってる。」
そして、また、口を結んで歩き始めた。