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あでで・・・
筋肉痛でやんす。
昨日、久しぶりに着物を着たら、
帯びを結ぶのに、左腕が背中の上に
挙げらんないっ!!!
ここを、もうちょい上に引っ張りたいんだけど、
うわ~~、キツイ!(笑)
一人で、仰け反ったり屈んだり
悪戦苦闘してました。(^^ゞ
あ、成人式じゃないですよ~~!
あっ、モノを投げないで下さいっ!!
誰も思わないってね!(笑)
珍しく、家の花瓶に花が活けられてます。
ガーベラにチューリップ等々
春の花だよっ!
と嬉しくなって思わず買っちゃった。
外は相変わらず、雪雪雪ですが、
華やかで、いいもんですね。
皆様、ポチポチありがとうございます!
ゆうさんコメントありがとうございます!
本誌登場以来、たしぎの愛されっぷりが
とっても嬉しくて、
ますます、好きになっている今日この頃。
そんなたしぎちゃんへの
応援エール的なお話です。
「G-5物語~新天地~」
まずは、プロローグ
「つづきはこちら」からどうぞ
1~新天地~
「ようこそ、噂は聞いてるよ。
スモーカー准将、よろしくな。」
目の前に立つのは、G-5基地長のヴェルゴ中将。
サングラスの奥の表情は、たしぎからは読めない。
「この『G-5』の奴らは粗雑で頭はよくないが
つき合って見れば世間が言う程、悪い奴らじゃない。
その内、かわいい部下だと思えるハズだ。」
にこやかに語る口調はとても呑気だ。
「よろしく。」
「よろしくお願いします。ヴェルゴ中将。」
スモーカーの前で、たしぎがお辞儀をする。
「・・・」
頬にだんごをつけたまま、ヴェルゴがたしぎを見る。
「たしぎです。階級は大佐です。」
「あぁ、スモーカー中将の右腕の・・・。
こんな可愛らしい部下を連れて、うらやましいものだ。」
「はぁ。」
曖昧に笑ってみせる。
まぁ、いつもの事だ。
「荷物を置いたら、基地を見て回ってくる。
部隊の船は?」
横から、スモーカーが割って入る。
「・・・ああ、1番ドッグだ。」
「了解。」
「し、失礼します!」
慌てて、スモーカーの後を追った。
*****
ドサッ!
船に乗るまでの基地の部屋。
ベッドの上に、スーツケースを置く。
どうせ、すぐに船に乗るから、中身は出さないでおこう。
ベッドに腰掛け、外を見る。
窓から見える空は、グランドラインと変わらないようだ。
でも、その下の海は。
何が待ち構えるのだろう。
この新世界。
期待と不安と少しの焦り。
また、始めから築いていかなければ。
新しい部下達は、どんな感じなんだろう。
くくくと、思い出して笑う。
「そのリュックの中身は、なんなんですか?」
マリンフォードを出航するとき、スモーカーの
リュックがあまりにも大きくて、思わず聞いてしまった。
「あ?・・・葉巻だ。あっちにゃ、あるかどうかわかんねだろ。」
「ふふふ、そんなにたくさん!スモーカーさんったら!」
しまいには、声をあげて笑っていた。
そっか、グランドラインには、もう戻らないと・・・。
はたと気づく。スモーカーの覚悟。
私は・・・
この時雨と共に進むだけ。
まるで、触れていれば安心するかのように
手袋ごしに、その柄の感触を確かめる。
何が待ち受けているというのだろう・・・
そして、その先に・・・
たしぎはゆっくりと立ち上がると
窓辺から広がる海原をじっと見つめた。
〈続〉