ワンピース二次創作、ゾロたしのSS中心です。
いらっしゃらないとは思いますが、禁無断転載でお願いします。
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みぞれ混じりの冷たい雨と
吹っ飛ばされそうな強風の週末、
家でぬくぬくと過ごしております。
冬がくっる~~~!!!
ポチポチありがとうございます。
連休にひいた風邪が、ようやく治まってきました。
もう、どろどろのぐだぐだで、気分も下降ぎみでした。
体力なくなったわ~~。
大騒ぎした長女も、普段に
戻ったのかな~?
いろいろ考えさせられてるよ。うん。
吹っ飛ばされそうな強風の週末、
家でぬくぬくと過ごしております。
冬がくっる~~~!!!
ポチポチありがとうございます。
連休にひいた風邪が、ようやく治まってきました。
もう、どろどろのぐだぐだで、気分も下降ぎみでした。
体力なくなったわ~~。
大騒ぎした長女も、普段に
戻ったのかな~?
いろいろ考えさせられてるよ。うん。
>susuさんへ
うわ~~~ん!!!susuさ~~~ん、ありがとうございます!
ううぅ、ほんとショックだったけど、そうだよね~~(T_T)
言ってくれて、よかったと思う。
生まれてからの長女との関係とか、見直すきっかけになって、
今まで見えてなかったこととか、気づかなかったこととか
いっぱいあって・・・反省しまくりです。(>_<)
あれから毎日電話してるけど、なんとか普段どおりに戻ったみたい。
>blogで その通り、ぶちまけちゃいました!最初、延々と紙に書いて、
段々 自分の気持ちってのも見えてきて、それでもおさまらず(笑)
ありがたいです。
犯した罪の数が 寂しさを物語ってんだよ
そしたら大人はソレ見て 全てを悪く言うんだろう?
隠してきた数が赤信号を あらわしてんだよ
ウソは泥棒の始まり? はたまた悲しさの始まり?
分かる?知らない?話にならない!それじゃ話したくない
どうしょうもないちゃどうしょうもないけど 本当はそうじゃない
「内密心書」 ONE OK ROCK
さて、忘れている訳じゃありませんよ~!
空シリーズ「暁 AKATSUKI」2です。
こっちも親子の話だな~。
よろしかったら、「つづきはこちら」からどうぞ
犯した罪の数が 寂しさを物語ってんだよ
そしたら大人はソレ見て 全てを悪く言うんだろう?
隠してきた数が赤信号を あらわしてんだよ
ウソは泥棒の始まり? はたまた悲しさの始まり?
分かる?知らない?話にならない!それじゃ話したくない
どうしょうもないちゃどうしょうもないけど 本当はそうじゃない
「内密心書」 ONE OK ROCK
さて、忘れている訳じゃありませんよ~!
空シリーズ「暁 AKATSUKI」2です。
こっちも親子の話だな~。
よろしかったら、「つづきはこちら」からどうぞ
「暁 AKATSUKI」2
その日、東京駅に父コウシロウを迎えに行った。
新幹線から降りてきたコウシロウは、2年会わない間に
白髪が増えたような気がした。
なんだか言葉が出てこない。
「・・・ただいま。」
「あぁ、お帰り。元気そうだな。」
そんなゾロにお構いなく、コウシロウはやけに
張り切っていた。
「いやぁ、久しぶりだの東京だな。私も若い頃、住んでたんだぞ。
よし、まずは旨い日本食を食べよう。何がいい?鰻か?寿司か?」
引きずられるように、連れて行かれた。
柄にもなく、東京観光をして、ホテルの部屋に入ると
どっと疲れてしまった。
それでも二人で過ごす時間は、貴重で、子供の頃を思い出した。
ベッドに仰向けに寝転がるゾロ。
コウシロウは荷物を鞄から出している。
「・・・・ありがとな、親父。」
その背中に向かってつぶやく。
「礼を言うのはこっちの方だ。楽しかったな。」
むくりと起き上がる。
「そうじゃなくて、今までありがとう。心配もかけたし、金も・・・」
正直、ボランティアでもらう給料だけでは旅費が足りず、
帰ろうかと思う度に、定期的に口座に入っている生活費に
ずいぶん助けられた。
親に頼るなんて情けないと思いつつも、何も言わずに援助してくれるコウシロウに
甘えていたのだ。
「これから、ちゃんと働いて返すから。」
「はは、そうか。」
コウシロウは、なんだか嬉しろそうだった。
「お前は、こっちで働くんだろ。」
「あぁ、そのつもりだ。」
「なにかあてはあるのか?」
「・・・・まだ、わからないけど。」
ゾロは、昨日のいきさつを話した。
「そうか。」
コウシロウは、静かに耳を傾けた。
******
週末をコウシロウと過ごし、再び駅に見送りに行く。
「これからは、年に一度くらいは、家に顔出せるな。」
「あぁ、行くよ。」
「じゃ、身体に気をつけてな。」
「親父もな、無理すんなよ。」
ドアが閉まり、動き出した新幹線を見送ると、
鼻の奥がツンと来そうだった。
******
次の日、ゾロはミホークのスタジオに来ていた。
流れるような手つきで、フィルムを現像していく。
ゾロは初めて見る作業に、目を見張っていた。
現像液に漬けると、浮かび上がる景色。
一瞬で蘇る記憶。
風の音と遠くの車の音、その場所の匂いまでも、リアルに蘇る。
すげぇ。
暗室から出ると、しばらくは明るい室内が眩しかった。
向かい合って座る。
ゾロは、ミホークが口を開く前に、言っていた。
「なんでもします。自分をここで働かせてください。」
立ち上がり、頭を下げる。
座ったまま、見上げるミホークは笑っていた。
「私から、言うつもりだったよ。」
「君がその気なら、助手として学んでみる気はあるか?」
「はい!もちろんです!ありがとうございます!」
ゾロは背筋を伸ばした。
「住むところが決まってないなら、ここに住みなさい。
ちゃんと住み込み用の部屋もある。ま、最初は雑用ばかりだが。」
「はい!」
******
ミホークに案内され、スタジオをめぐった。
1階が駐車場と倉庫、2階が撮影スタジオと事務所になっている。
一旦、外に出て、別の入り口から3階の部屋へと行ける。
入り口のドアを開けると、廊下が伸びていて、
手前がホールになっており、テーブルが置いてあって、奥にキッチンだ。
浴室、洗面所へと続くドアがあった。
廊下を進むと部屋が二つ並んでいる。
「手前を使ってくれ。奥は、機材と資料置き場になってしまってね。」
「はい。」
ドアを開ければ、ベッドとクローゼットが備えつけれたシンプルな部屋が見えた。
今日からここに住むのかと思うと、ゾロは贅沢すぎて恐縮した。
ミホークは説明を終えると鍵をゾロに渡した。
「今日はいろいろと準備もあるだろうから、明日から、出ておいで。」
「はい。」
*****
スーツケースの荷を開けるとすぐに引越し作業は終わった。
寝袋をベッドに広げ、二三枚の着替えをクローゼットに置く。
午後には教えてもらったスーパーへ食材と日用品を買いに出かけた。
給料が出るまでは、コウシロウがくれた生活費が助けになる。
部屋に戻って、腹ごしらえをすると、コウシロウに電話を入れた。
新しい住所と会社の連絡先を伝えると、「そうか、社会人の第一歩だな。」と
嬉しそうだった。
一人でベッドに寝転んで、目を閉じると
新しい暮らしへの期待と興奮が、じわりと胸に広がっていく。
世界中をめぐりめぐって、戻ってきた東京。
この場所で、ここから、オレは再出発する。
すこしは、大人になれただろうか。
今では、心の奥底に沈めた傷跡が疼く気配に
気づかないふりをして、ゾロは、ゆっくりと深い眠りに落ちていった。
<完>
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