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ワンピース二次創作、ゾロたしのSS中心です。 いらっしゃらないとは思いますが、禁無断転載でお願いします。
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昨日、アイシールドの村田先生の
リツイートで知りました。

BREACHの久保帯人先生のお手紙の話。

涙ボロボロでした。

そうか、最終回って決めて
そこへ向かって書いているんですよね。
ナルトも、ワンピも。

それを読める幸せを大切にしようと思う。

そして、漫画って、ほんとに凄いなぁと改めて思います。
それを描く漫画家の先生、尊敬します。





こんな話題の後になんですが、
「追う背中」の続きです。

久しぶりの大人のお話で
ドキドキのUPです。

というか、耐え切れず、先に言い訳させてくれ~!

えっと、後から思い出して、あれはないよね~と
言いたくなる初体験の話です。(爆)
(注:フィクションです!)

笑って許してくださる方のみ、「つづきはこちら」からどうぞ♪


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ほんとに、いい?
大人のお話ですよ~~!!!

 


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「追う背中」5






ガチャ。

ドアが開いて、手に麦茶の入ったグラスを二つ抱えたゾロが
入ってきた。

Tシャツに短パンで、首にタオルをかけている。
合宿所で見るようないつもの姿だ。



「戸締りしてくる。」

ゾロは、そう言うとグラスを置いてまた階下に降りていった。

やべ。

戸締りはとっくにしてたのだが、部屋に入って
たしぎを見た途端、心臓がバクバクして思わずそう言ってしまった。

とにかく、もう一度、給湯のスイッチや玄関の戸締りを
確かめてまわった。




大きく息を吐くと、ゾロは覚悟を決めた。

自分の部屋なのに、ドアを開けるのに緊張した。


たしぎはベッドに寄りかかり、グラスを持っていた。

小さなテーブルに置かれたグラスと手に取り、ゾロに差し出す。

「はい。」

ゾロは、グラスを受け取りながら自然とたしぎの隣に座った。


カラン。

グラスに口をつけると中の氷が音を立てた。

ゴクリ。

喉が鳴る。

グラスを置いても、上手く言葉がでなかった。



緊張をほぐすように、たしぎが話し出す。

「えへ、サボテン、刺さっちゃった。」

たしぎが、もう血の止まった左の人差し指を見せる。

「ったく、なにやってんだ。大丈夫か?」

「痛かった~!」

眉を寄せるたしぎの手を取る。
よく見ても、どこに傷があるのかわからない。

「平気、もう血も止まったもん。」

顔を近づけてじっと見ているゾロに声をかける。

ペロッ。

指先に、生温かい感触が走る。

たしぎの肩がピクリと跳ねた。


「ば~か。」

顔を伏せたままのゾロの声が聞こえた。



そのまま引き寄せられて、気がつけばゾロの腕の中にいた。


風呂上りの石鹸の香りがする。

たしぎはゾロのTシャツの裾を、きゅっと掴んだ。



何度も交わしたキス。

丁寧に唇の形を確かめるように、
味わうように、ゆっくりとなぞるゾロの舌が、
少しずつ深く入り込んで、たしぎの舌を絡める。

たしぎも応えるように、口を開ける。


部屋に二人の息遣いだけが響く。


ロロノアの顔、見れないよ・・・。


うつむいたまま、Tシャツに手がかけられると、
たしぎは脱がせやすいように両手を挙げた。

ゾロの視線を胸に感じる。
恥ずかしくて腕でブラごと隠した。

普段のスポーツブラとは違う
レースのついた可愛らしいものを身に着けてきたつもりだ。

背中にまわされたゾロの手が、無造作にブラのホックを外した。
肩に手をかけて、ブラの紐を肩から落とす。

ゾロはたしぎの腕を解いた。
あれだけ迷って買ったブラも一瞬で取り去られてしまった。

何も覆うものがない胸が、ゾロの手のひらに包まれる。


温かい指先。

ゾロの手で、形を変えていく乳房。

「あ、んまり見ないで・・胸ないから・・・」

うつむいたまま、たしぎは声を出す。

自分の吐息が余計に耳について、恥ずかしさが増す。


「やわらけぇ。」

その答えなのか、ゾロのくぐもった声が耳元で聞こえた。

「あっ!」
不意に乳房の先端を、指先でつままれて思わず声を上げた。

ゾロの身体が覆いかぶさって、床に仰向けに寝かされる。
天井の灯りのまぶしさに、横を向いた。


首筋から降りていくゾロの唇。

ゾロの手に収まっている乳房。
もう片方に舌が這っていく感覚にゾクリとする。

指先で挟まれ、同時に口に含まれた二つの先端が
固く存在を主張する。

「ん、っあ!」

吐息は艶めきを増し、ただゾロにしがみつくしか出来なかった。


ゾロの手が、腰に伸びる。
ショートパンツとショーツに同時に手をかけられて、思わず声を上げた。

「やだ、灯り消して。」

ゾロの手が止まる。

「・・・・。」

さっきから何もしゃべらないロロノアは、なんだか怖かった。


ゾロはすっと立ち上がり部屋の灯りを消した。
常夜灯だけが、やわらかい灯りと保っている。

影になったゾロの顔は、よく見えなかった。

ベッドの掛け布団をはぐと、
たしぎを引き起こし、ベッドに座らせた。


立ったまま自分もTシャツを脱ぐ。

薄暗い部屋に浮かび上がるゾロの上半身。
たしぎは、手を伸ばすと毛布をたぐり寄せた。

何もまとうものの無い胸を隠すように身体を丸めた。

毛布が引っ張られ、ゾロの身体が覆いかぶさってきた。

熱い。

触れたゾロの身体は、汗ばむほどに熱を持っていた。

ゾロの背中に腕を廻し、触れた指先に力をこめる。

感じる鼓動が自分のものなのか、ゾロのものなのか分からない。



ゾロの手がショーツに伸びる。
さすがにたしぎの身体が固くなる。

するりと侵入した指先が、すでに十分に湿った秘裂に触れると
たしぎは身をよじった。

「いやぁ。」

それでもゾロの指は侵入をやめない。
確かめるように深く指がたしぎの中をかき回す。
あふれ出る蜜を、止めることなどできない。

たしぎはゾロにしがみついたまま、下肢を震わせる。


すっと指が抜かれ、たしぎは身体の力が抜けた。
いつの間にか、下着は取り去られている。

ゾロはたしぎに背を向けてベッドに座っている。
包装を破る音に、ゾロが何をしているのか気づいた。

自分が大事にされているようで嬉しかった。



ゆっくりと振り向く。
恥ずかしくて、顔を毛布にうずめたままのたしぎは
ゾロの顔が近づく気配を感じていた。

くいっと引っ張られる毛布を、抵抗なく手放す。

四つん這いになって覗き込むゾロの首へと腕を廻した。

重くならないようにそっと身体を重ねてくる。

あたたかい。

その温もりにたしぎは安心する。

ゾロの膝が、腿を割る。
手を添えられて、たしぎの下肢は大きく開かれた。


怖くないと言えば嘘だったが、それでもロロノアと一つになりたい気持ちの方が強かった。


その筈だった。

あてがわれたゾロ自身に、
さっきまで快感に緩んだ身体が、痛みのせいで一気に強ばる。

「・・・!」

あまりの痛さに声すら出ない。

こじ開けられるような感覚に、どうしても身体が逃げる。

「い、いたっぃ・・・」

たしぎはいやいやとするように頭を振る。

怖くて、悲しくて、涙がにじんだ。



ふとゾロの動きが止まる。

はぁはぁと息を荒げながらたしぎは、目を開けた。

ゾロはたしぎの横に身体を投げ出すと、頭をポンポンとなでる。

「やめるか?」



「・・・いや。」

たしぎは、ゾロの脇に顔をうずめた。



「・・・・」

ゾロは、少しの間考えていたが、たしぎを抱き起こすように自分の上に
座らせた。

たしぎは、ゾロの上にまたがるような格好になる。

熱を持ったゾロの塊が、自分の下肢に当たる。


腰を浮かせるたしぎ。
ゾロは手で、たしぎの秘裂の入り口に自身をあてがう。

たしぎが、ゆっくりと腰を沈める。

めり。
身体が裂けるような音がした気がした。

「いった~~~~!!!」

自分でも驚くような大きな声がでた。

涙が滲む。

たしぎの腰に添えられたゾロの手は、身体を支えながらも逃げることを許さない。


自分の身体の重みで、たしぎはゾロを呑み込んでいく。
熱い楔が埋め込まれていくようだった。

は、はいったの?

きつく閉じていた目を開け、ゾロに視線で問いかける。
ロロノアは、苦しげな顔を頷いただけだった。

これで終わりではなかった。

たしぎを乗せたゾロの腰が下から突き上げるように動き始めた。

「やぁ、ああ、いたぁいっ!!!」

ゾロが突き上げる度に、振動が痛みとなってたしぎの身体を走る。

逃れようにも大きく脚を開いた状態で、動くことすらままならない。

「ロ、ロロノアぁ!」

耐え切れずくたりとゾロの胸に倒れこんだ。

背中に廻されるゾロの手にきつく抱きしめられる。

「た、しぎ・・・」

荒い息遣いに、ゾロにも余裕がないことを知る。

涙で濡れた顔を寄せて唇を重ねた。

息が出来ないくらいに強く抱きしめられ、ロロノアの熱が
たしぎの中で、解放されるのを感じた。






「すごい、ドキドキいってる。」

ゾロの胸に耳をつけて、たしぎは呟いた。
こんなにも激しく鼓動が脈打っている。


「動けるか?」

まだ静まらない息で、ゾロが聞く。

「ムリ。力が入んない。」

ゾロがふっと笑う。

身体をずらし、自身を抜くと、たしぎの身体を抱きかかえ、
横にならせた。

くしゃくしゃになった毛布をかけた。

ゾロは、ゴムの処理を終えるとたしぎの隣に身体を滑り込ませる。

少し熱が引いた身体は、重ねると温かかった。

「痛かったか?」

「うん・・・すっごく。」

よしよしと頭をなでると、ゾロはたしぎの額にキスを落とした。



さっきまで、ほとんど喋らなかったゾロは、
満足げで嬉しそうだった。


初めての夜は、たしぎが想像していたものとは大分違っていた。

それでも気だるい身体をぴったりとくっつけると、
その温もりが心地よく安心して眠りについた。



〈続〉








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ワンピース大好き。
ゾロとたしぎは公認カップルと信じて疑わない。
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