[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
サッカー日本代表、韓国戦!
いいところもいっぱいあった。
面白かったと思える試合。
でも、勝利を!
松井の!本田の!
シュートじゃなくて、
ゴールを!
見たかったなぁ~~~
「隻眼」の続きというか、後日談。
ナミが一人飲んでいた。
ゾロは、少しためらったが、聞いてみることにした。
「なあ、ナミ、おまえルフィの傷見たとき、泣いたか?」
「なに?急に。泣くわけないじゃない、そんなの。」
拍子抜けした感じだったが、そりゃそうだろな、と思った。
「でも、2年前、新聞でルフィのこと知ったとき、
なんにもできなかったのが、くやしかったなぁ。」
ナミが、遠く、思い出すような目をする。
「・・・そうだな。」
ゾロもあの日の夜を思い出す。
「でも、もう腹くくったわよ。どんなことあろうと進むんだって!」
ふふ、と笑う。
「なんたって、海賊王になる奴なんだからね。」
「ああ、まったくだ。」
つられて、ゾロも笑を浮かべる。
「でも、すぐにあのメッセージを伝えてくれたから大丈夫なんだって思えた。
それが、もし、2年も生死不明で、いきなり、その傷じゃあ、動揺するわよね。」
ナミの目が悪戯っぽく光る。
「なにかあったの?今日、海軍がいたみたいだけど。」
「・・・」
無言のゾロ。
それを肯定の返事と捉えるナミ。
「そうね・・・あたしが肩に刺青いれたとき、ゲンさんが泣いてたって、
ノジコから聞いたわ。やっぱり、親とか泣いちゃうんじゃないの?
子供が、傷が残るようなことすると・・・」
「親?!」
ゾロの眉がビクンと上がる。
親?あいつが親かよ!ありえん!
「あと、好きな人とかね・・・」
と小声で言ったナミの言葉は、ゾロの耳には届かなかったようだ。
酒ビンを手に、見張りに戻っていくゾロを、笑いをこらえてナミは見送った。
あいつは、幸せ者よね。
いったいどうゆうつもりなんだ、あいつは?
それじゃあ、俺が馬鹿みたいじゃねえか。
一人、夜空を見上げるゾロであった。